短編+リク(00) 20000キリリク・ルカ様『家族ゲーム設定アレニルでニール誘い受裏』* ニールはお酒が強かった…と思う。 少なくとも僕よりは強いと思うし、何度か飲んでいるところを見たけれど普通だった。 だから、そんなニールがワインを一本空けて酔っているなんて…帰宅したばかりの僕は想像もしていなかった。 (しかも、僕の部屋で) そして今。 ニールは僕を押し倒した挙句、上に跨がっている。 「ニ、ニール?」 思わず声が裏返る。するとニールはふにゃりと笑って甘い声で言った。 「なぁに?」 (駄目だ!目がとろんとしてるっ) 綺麗で美人な彼は、どうやら酔うと可愛くなるらしい。 いや、いつも可愛いけれどそれより更に蕩けて柔らかくなっている。 こう…性的に危うい感じがした。 「えっと…」 僕はとにかく現状を打破したいと、極力優しくお願いしてみた。 「ニール、上から退いてくれますか?」 するとニールの瞳が一気に潤んだ。 「アレルヤは…俺のこと、嫌い?」 「そんな訳ないです!」 そこを誤解されると凄く困るので、慌てて力強く否定する。 「じゃあ…」 スルリと、シャツ越しにニールの手が僕の胸から腹を撫でた。 「抱けよ」 僕は色んな意味で眩暈がした。 (ニールは、酔ってる酔ってる酔ってる) 呪文のように心の中で繰り返す。 (酔っ払いの言うことには耳を貸さない) 因みにこの言葉はハレルヤの持論だ。今なら納得してしまう。 「ニール、水持ってきてあげるから」 なんとか話を逸す方向へ持っていく。そして出来れば上から退いてほしい。 「あの、」 「なぁ…あれるやぁ」 しかしニールは相変わらずとろんとした目で僕を見た。 この目には絶対に魔力が宿っている。 「この身体は、お前のモノなのに」 そう言うと、プチプチとニールは自分のシャツのボタンを外していく。 白い肌とピンクに色付いた突起がチラリと見え隠れする。 僕は思わず息を飲んだ。 「アレル、ヤ」 ニールが僕の腕を引っ張る。 それに操られるように僕は起き上がって、ニールと向かい合う形になった。 「吸って…、ここっ」 ピンク色の突起を見せつけるように胸を反らす。 「ニール……っ」 僕は堪らずに美味しそうなニールの乳首に舌を這わせた。 「ああ…っ」 ギュッとニールが僕の頭を抱え込む。 更に密着した胸に僕は夢中でしゃぶりつく。舌を這わせて、ちゅうちゅう吸い上げて…たまに歯で甘く噛むとニールの身体は震えた。 「ああ…んっ」 その内に、僕の腰の辺りにニールは自分の腰を擦り付け始めた。 硬くなったニールを感じる。 「あぁんっ、ヒリヒリするっ」 ピンクだった突起はまるでチェリーのように真っ赤になっていた。 心なしか甘い味がする気がする。 「ん……ちゅ、」 「ああ…あぁんっ」 吸い上げる度にニールはビクビクと痙攣した。 「んんっ」 急にカチャカチャと金属音が聞こえたので、吸い付きながら目線だけ下げる。 すると我慢出来なくなったのか、ニールが自分で自分の性器を取り出したのが見えた。そして既に濡れているそれを擦り始めた。 「ああん…っ、あっ、あっ、」 ぐちゅぐちゅと卑猥な音が聞こえる。 ポタポタとニール自身から零れた蜜が、僕のジーンズに染みを作った。 ニールは身体を上下に動かしながら、熱に浮かされたような目で快感を貪っている。 「アレルヤ…っ、気持ちい…っ!」 ぐすぐすと、泣きじゃくりながら言われて僕は嬉しくなる。 舌を尖らせてつつくように舐めていた胸の尖端に、ガブリと歯形を付けた。 「ひっ……ああぁっ、だ…めっ」 ふるふると身体を震わせてニールは僕を見つめた。 グロスを塗ったように口元が濡れている。 「アレルヤ…もっ」 ニールは震える手で僕のジーンズに手をかけた。 既に僕の性器もニールの痴態に反応していた。 ニールは嬉しそうに僕のそこを撫でる。 「……っ」 恥ずかしいけれど、それだけでイッてしまいそうになる。 だから慌てて逆にニールの性器を掴んだ。 「ああんっ」 そして、ぬるぬるになったそれを上下に擦り上げる。 「気持ちいっ…あれるやぁ!も…出ちゃうっ」 涙を零しながら、ニールは僕の性器を自分の性器にあてがった。 「やっ、アレルヤ、大き、い…っ」 その言葉に僕は真っ赤になる。 僕とニールは手を重ねて、二人でお互いの性器を擦り上げた。 「う……っ」 「あああっ、イッちゃ…っ」 一気に射精感が高まる。どちらのともわからない蜜で、手も身体もベタベタだった。 「ひっ、ああ…ぁんっ」 パクパクと口を開いているニールの尖端を強く擦ると、ニールは呆気なく白濁を僕の腹へと噴き出した。 「あ、あ、ああ…」 恍惚とした表情のニールの胸に、僕も大量の蜜を飛沫く。 (あー…やっちゃった) 急激に冷えた頭と身体で、僕はがっくりと肩を落とした。 ニールはいつの間にか気持ち良さそうに僕の腕の中で眠っていた。 ------- チラリズム万歳← 後片付けはアレルヤがしました(爆) ルカ様>>> この度はリクエスト有り難うございました<(__*)> まだ本編で身体は結ばれてないので中途半端になりました; 期待外れだったらすいません〜(汗) 本当は夢落ちや妄想も考えたのですが(笑) 少しでも楽しんでいただければ幸いです! [*前へ][次へ#] [戻る] |