[携帯モード] [URL送信]

短編+リク(00)
【発情期*】ライニル
一ヶ月に一度位の割合で、兄さんに『発情期』がやってくる。
女性の生理みたいなものかもしれない。

それは予測出来ず、いつも突然やってくる。

だから、今日も俺は普通に寝ていたのだ。
…さっきまでは。



やけに熱さに似た喉の乾きを感じて、俺は目を覚まし…溜息を吐いた。

「んん…う」
熱いわけだ。
いつの間にか自分は下半身丸出しで、足の間には兄さんが夢中で俺の性器にしゃぶりついていた。
「こーら」
俺は片足を動かして兄さんのフェラから逃れる。
すると兄さんはとろんとした表情で俺を見た。
「ライルの、せーえき…飲みたい」
「駄目」
「んん、やあっ」
見ると兄さんは自分自身も赤く腫らしている。
きっと俺のを舐めながら自分のも扱いていたに違いない。
発情期の兄さんはとにかく快楽に貪欲だ。

兄さんは両手で自分の性器を持ってこちらに差し出した。
「らいる…ぅ」
「なに?」
わざと冷たく言うとピクリと兄さんの身体が反応する。
「もっと突き出さないと届かないよ?」
「んんっ」
今度はピュクリと尖端から液が零れる。
顔を真っ赤に染めて、兄さんは俺の口元に腰を突き出した。
「舐めて」
「ん…」
俺は兄さんの尖端をペロッと一舐めした。
すっかり慣れた味がする。
舐めたことないけど、自分の味もこんななんだろうか。
そう思いながら、また舐める。
「や…っ、もっと、強く」
思惑通り焦れた兄さんに、ぐぐっと口に性器を押し付けられた。
「ん…」
わざとジュルジュル音を立てて吸い上げると、兄さんの口から嬌声が漏れる。
「あぁあんっ、やぁ…あっ!」
「ん…薄いね、兄さんの」
「…っ」
「誰かに吸ってもらったの?」
「違っ」
兄さんはぶんぶん首を振ってから恥ずかしそうに言った。
「自分で…したっ」
「どうやって?」
身体中をピンクに染めている兄さんは、見ていて加虐心を煽る。
「ライルの…においのするシーツで…っ」
「シーツで?」
「擦ったら…イッちゃ…っ」
そう言いながら感じたのか、兄さんは下肢を濡らした。
「兄さんは変態だね」
「…っ」
「俺も兄さんのにおい、大好きだよ」
とてもエッチな兄さんの香り。
「だから、たくさん出していいよ」
可愛い鳴き声を上げながら何度でもイケばいい。
「打ち止めまでヤってあげる」
勿論、その後は俺が打ち止めになるまで付き合ってもらうけど。



「泣いても許してあげないからね」



耳元でそう囁くと、兄さんは小さく喘いでまた白濁を零した。








-------


内容のないエロばっかですいません;



[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!