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短編+リク(00)
学パロ(選挙)ネタ2* アリニル気味
「会長!」



前を歩く人物にアレルヤは背後から声を掛けた。
彼は双子だけれど、後ろ姿からでもアレルヤには間違わない自信がある。
彼が絶対に自分と弟を間違わないように。
「今日の委員会予算会議のことですが」
「アレルヤ……」
ニールは振り返るとにっこりと微笑んだ。


(綺麗だなあ……)


その笑顔にポーッとなってしまう。
ニールの周りだけ花が咲いたようだ。
「アレルヤ?」
「はい!会長!」
その時、笑顔にピキリと青筋が浮かんだ。



「会長って呼ぶなって何回言えばわかるんだっ!」



「ふ、ふぃまふぇんっ」
頬をぐいーっと左右に引っ張られながら、アレルヤは謝った。
「いひゃいれすっ」
「痛くしてるんだから当たり前だっ」
うわーんっ!と泣きたくなる。
すると漸く離してくれた。
「ううっ」
アレルヤはヒリヒリ痛む頬を擦る。
それを見てニールは満足そうに笑った。
「今度呼んだら」
ちゅ、と唇から僅かにずれた場所に温かくて柔らかい感触を感じる。
アレルヤはパチパチと目を瞬いた。

「その口塞ぐぞ」

ククッと笑ってニールはヒラヒラ手を振る。
「じゃあな」


「か……っ、」


(かっこいいいぃぃぃっ!)
アレルヤは颯爽としたその後ろ姿を真っ赤になって見送った。





***



「おい、ディランディ兄」


屋上の手摺に寄り掛かりながら遠くを見ていたニールは、思いっ切り不機嫌な顔で振り返った。
「俺には『ニール』って名前があんだよっ!」
「そりゃ悪ぃな、会長」
「会長じゃねぇよ!」
「会長だろ」
持ち上げられた(と本人は思っている)会長だとわかっていて、嫌がる呼び方をする人物にニールは殴り掛かりたくなる。


「ここは禁煙なんだよ、セ・ン・セ?」


アリーはニヤリと笑って煙草をふかす。
「見逃せよ」
「見返りは?」
「ああっ?」
ニールの言葉に今度はアリーが眉をしかめた。
それでも、少し考えてから笑って答える。


「フェラ一回」


ニールは片眉をあげると、ペロリと自分の唇を舐めた。
「仕方ねぇな」
その扇情的な仕種にアリーは体温が上昇するのを感じた。
これだから、このガキは侮れない。
「煙草消せよ」
「やだね」
「ちっ」



ニールは腰を屈めてアリーのジーンズのホックへと指をかけた。
じじ、と音をたててニールはアリーを焦らす。
しかし、アリーは煙草を吹しながら微動だにしなかった。
ニールはむっとしながらアリーのまだ柔らかい性器を取り出す。

「あーむ……んん、」

もうすっかり覚えてしまったアリーの味と大きさに、ニールは恍惚の表情を浮かべた。
「美味そうな顔しやがって」
「んんうっ」
口内と舌を使って丁寧に舐め上げる。
柔らかいそれは段々堅さを帯びてきた。
大きくなるとニールの口には治まりきらなくなる。
「………んんっ」
ニールが夢中になって舐めている間も、アリーは涼しい顔をしていた。
流石に頭にきて、ニールは軽く歯を立てる。
「て………っ」
するとアリーが顔をしかめた。
ざまあみろ、とニールは満足する。
「そういうことしやがる奴には、顔に出すぞ」
「!!」
ニールは慌てて口を離した。
「制服汚れるだろっ?」
「知るか」
弟にでも貸してもらえ、と言ってアリーはニールの髪を掴んで上を向かせる。
「や………っ!」
次の瞬間、生暖かくて粘りのある液体がニールの顔に降り注いだ。
「あ……ふぁ…っ」
トロリと零れる精液をニールは舐めると震える。
ドクドクと何度かにわけて降り注いだ精液はニールの制服を白く汚した。

「んく……っ」

ニールは惹かれるようにアリー自身に吸い付いて残液を吸い取る。
「な、んだ……飲みたかったのか?」
「うるせ……」

アリーは自分が汚したニールの髪を愛しげに撫でた。




この後、ニールはライルに制服ごと冷たい水道に頭から突っ込まれることになる。











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珍しくアリニル落ち(笑)
もう続きません;



※10/23希望多数のためエロを追加





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あきゅろす。
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