恐怖コラム 影之兎チャモ「ホラー小説にありがちなこと」 ホラー小説にありがちなことというお話を見つけました。面白かったんでご紹介。全部で十三種類です(悪魔数字だ:笑)。 @殺人鬼か吸血鬼が犠牲者につきまとい、殺す話 *最後にどんでん返しが。(例えば犠牲者になるかと思われた人が吸血鬼や他の超常的な生き物に変身し、逆襲) *殺人鬼は正気じゃなかった *殺人鬼は超常的な影響下にあった *殺人鬼は幼少のみぎり虐待に遭っていた A狂人がその狂気ゆえに多くの人を殺す話 *狂気は超常的な影響のせいだった *狂人が人を殺す代わりに物を破壊しまくる話 B主人公が特に何もせずぶらぶらする話 *主人公は実は死んでいたオチ *主人公は実は殺人鬼だったと発覚 C邪悪な生物が多くの人を殺す話 *最後に生物が逃げ、また殺し始める機を待つ *生物は可愛いものに変装する D他の人には見えないものが見える人の話 *他人には見えぬモノに理由のわからぬ恐怖を抱く場合:そのキャラは大体最後にモノに取り込まれる *悪夢を見る場合:それが現実になる *実は主人公が狂っていた *誰かに幻覚薬を投与されていた E警告の無視が不幸な結果になる話 *常に何かをせよと言われた場合:継続に失敗すると名も無き悪が解き放たれる *絶対に何かをするなと言われた場合:ついやってしまい名も無き悪が解き放たれる Fとある場所が呪われている。もしくは怖い。 G児童虐待 *最後にどんでん返しが。 *実は虐待者が超常的な何かに憑かれていた H主人公が邪悪なものに狙われ、最後に殺される I最後に主人公に恐るべきことが降りかかる話(罰とか皮肉な結末とかが) *悪い主人公だった場合、最後には名状しがたき恐怖現象が起こり、報いを受ける。 *恐るべきことに立ち向かおうとする:最後にどんでん返しが! *そこまで悪くは無い人だったら:でも結局恐るべきことが起こる。 J何かを願い、それが叶うが結果は恐ろしいものと化す。 *セラピストが獄中の殺人鬼の意識に潜入。テレパシーかヴァーチャルリアリティを用いる。 K宗教に入会したら、その宗教は信者を殺していることがわかる話。 Lエイリアンが人間に卵を産みつける話 以上、ホラーでありがちなことでした。確かにベターなのかな。何個か私も使ったことのある設定が(笑)。 ちなみに、アメリカの某出版社の皆さんが話し合って「ありがちよね〜」と集めた要素らしいので、日本のベターとは少し違うかもだそうです。 でも、この十三のパターンを深く知れば新しい恐怖や発想が生み出せそうですね。 でもやっぱり難しそう……! 情報提供・影之兎チャモ [戻る] |