恐怖コラム
映画「ノロイ」
情報提供・影乃兎チャモ
この映画、とにかく本物っぽい。
和製ブレアウィッチプロジェクトといわれている本作はいわゆる「ドキュメンタリー風フィクション」なのだけど、まるでテレビ取材のような流れで展開するストーリーに現実なのか非現実なのか分からなくなってくる。まるで知人から心霊写真をみせられたような感覚。とてつもなく身近な恐怖が描かれている。
ストーリーは、主人公小林の死から始まる。そこから、彼が怪奇現象の取材をしていたことが明らかになる。
小林が取材したときに撮影したビデオが流されるのだが、徐々に不可解な恐怖に巻き込まれていく様子はまさに怖気がたつ。
とにかく「現実のよう」に描かれている。お笑い芸人のアンガールズやタレントの松本まりかちゃんが、それぞれアンガールズ、松本まりかちゃんとして出てくる。
そういった細やかな「現実とのリンク」がよりいっそう恐怖を引き立てる。
正直言うと、実はこの映画を私は最後まで観ていない。怖がりのくせにホラーをよく観る私が、人生において最後まで観なかった映画はこの一本だけだ。
あまりにも怖すぎて……最後まで観れなかったのだ。
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