柚と倉庫の淫魔
扉の向こう・1
これはまだブルマが体操着だったころのお話。
柚は昼休みになると、決まって行くところがある。体育館のすみにある体育倉庫だ。
体育倉庫は昼休みなどは出入りがしやすい状態になっており、柚は昼食を取るとよく体育倉庫に体操着姿で出入りしているのだった。
倉庫に入ると、マットが敷き詰められた部屋の隅に一目散に柚は向かう。周辺には跳び箱が置かれ、すぐには見つかりにくい作りになっていた。そのせいか、柚のお気に入りの場所になっていたのである。
「ふにゃぁ〜おやすみぃ……」
柚はマットの上で大の字になってすぐに眠ってしまった。
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