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この不思議なタイトル
このタイトルを読んだ時。
何、この不思議なタイトルは!と思いました。このタイトルにも入っているように、アンラという魔女を巡る物語。

アンラは自分の子どもを悪魔に捧げて魔法を得ていると言われていました。
が、それに反して彼女は優しいんです。人々の恐れおののく彼女の姿と、実際目の前にいる彼女のギャップがいい。
この作品は読む人それぞれに色んな可能性を与えてくれているのではないかと感じました。上手く言えないですが……
アンラは本当に非情な女なのか? 
アンラの言葉から、仕草から、表情から、考えさせられました。
上手いと思ったのは、読者に想像の余地を多大に与えてくれるその描写力。心理描写は基本的にミスラのものしかないのですが、アンラの気持も表情から、仕草から、想像する余地が生まれているのです。
一万文字のファンタジーでここまでいろんなことを想像させられるような作品に出会ったのは初めてです。
今後、アンラは、ミスラはどうなるのか。色んなことを想像しすぎて、色んなことを期待したくなるような作品でした。

アンラ・マンユ・ジルワ

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あきゅろす。
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