Welcome
Their thing understanding is good.
『とりあえず、家に帰れるまで私の家にいてください。』
「かたじけない!」
『いえいえ、困ったときはお互い様、っていいますから。』
「嬢ちゃん、心が広いな!」
「まったく、いそべも見習うが良い。」
「お前にいわれたくねえよ!」
『け、喧嘩しないでくださいよぅ!』
もともとここは下宿生が泊まるためのところだったわけだし、これくらいの人数が泊まっててもどうってこともない。と思う。
前の下宿生さん達が後輩のためにおいていってくれた家具やら衣類やらがあるから充分だと思う。
『とりあえず、武装解除してもらってもいいですか?ガチャガチャしてますし、現代において銃刀法違反で捕まっちゃいます…。』
「…うーん、平和なのはわかったんだけど、これないと落ち着かないんだよね…。」
『あの、これから部屋割りしますから。そしたらお部屋においてもらえばいいんです。目に届く範囲においておきたいならばリビングにおいてもいいですし…とりあえず持ち出さなければいいのですけど…』
「あいわかった、某は二槍を持ち出さぬ。」
「…旦那!?」
「某、拳でも闘える故!御館様との鍛錬の賜物!」
「Oh、幸村がそういうなら俺だって持ち出さねえ。」
「政宗殿も拳で語り合うのでござるかぁ!うぉぉぉおおみなぎるぅうううう!」
「うるせえ、俺は蹴りだって使えるぜ!」
「政宗様、そのような話ではございませぬぞ。」
「いいじゃねえか、郷に従おうじゃねえか!」
「はあ、全く、しょうのないお人だ。」
「じゃ、俺も!」
「秀吉がいないんじゃ話にならないしね。」
「…。」
「我も別によい。」
「俺も別に言いや。」
なんかとっても物分りのよい方々で助かった。
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