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君だけでいい


――失礼な!

偉そうに見えたのか?
心の中で応援してたのに。

腕組むのは、一応音大進学も考えてるから、とばっちり食ってピアノが弾けなくなるのを避けて庇ってるからだし。

まぁ黙って立ってると疲れるから、壁に寄りかかったりはしたかもしれない。
それに第一、友達を置いて1人で逃げたりなんかするもんか。


「それでついたらしいイメージが、自らは決して手は下さず俺らを手足のように使う、影のボス!」

「はぁ!?」

「まぁ実際、マサキちゃんまで被害が及ばないようにって士気が上がったし、指示も結構的確だったから間違いってわけでもないけどねー」


いやそれ…大きな間違いですから…。





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あきゅろす。
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