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イタリアに帰れると思うとさっきまでの憂鬱はどこえやら。今では鼻歌まで歌っている。
イタリアに帰るための荷造りをして、それから夕飯にしようと思う。 飛行機のチケットは向こう側がとってくれたらしく何もしなくていい。

私がイタリアに帰っている間はモレッティが私の部屋を使うことになった。それならサボ子も寂しくないだろう。サボ子はモレッティがどんな人物なのかに思いを馳せている。 すぐにアッディーオをする事は面白そうだから黙っておくことにした。

イタリアに滞在する日にちは短いがそれでも帰れるなら何だっていいと思う。
私は帰ってからバジルに何を話そうかと一人で思いを馳せる。

部屋には変な空気が漂っていた。

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