＊短編集＊
□サフラン
└ﾊﾎﾞｴﾄﾞ/甘
1月24日 Happy Birthday!!
誕生花「サフラン」
花言葉「陽気、喜び」
ＣＰ「ハボエド」
まだ春先だというのに穏やかな陽気。エドの心を表すようだ。
いつもの木陰。
出迎える煙草の煙。
「よう、大将」
いつものエドを呼ぶ声。笑顔。
「また、サボリ？」
「人聞きの悪い事言うなよ。休憩だ」
にやりと微笑み、紫煙を燻らせた。
吐き出された煙は爽やかな風に穏やかに溶けていく。
「また大佐から逃げてきたんだろ？」
ハボックのすぐ横の芝生に腰掛け、悪戯に紡いだ言葉はハボックの指先に遮られた。
「大将に会いたくてこうしてんだよ」
「言うと思った」
フンと鼻を鳴らし照れて頭を掻く。そして互いに微笑んだ。
この一時が一番自然体で居られる。
実直なハボックがエドは堪らなく好きだ。
互いに少しでも相手に寄ればすぐに触れ合える距離。
ふとした瞬間に手が触れ合い、エドは戸惑い指先を縮めた。
その手をハボックは包み込んだ。
言葉は交わさなかったが、頬を赤らめたエドにハボックは優しく笑い掛け。
繋いだその手に力を込めた。
温もりが伝わり、それと同時に愛情も優しさも一緒に流れて来るようだった。
こうして過ごす何でもない日常。
その横に貴方が居るだけで、それは至福の喜び。
end‥
初書きハボエドです。
ハボエドは私にとって甘甘な存在なんだなぁと書いてみて実感。
花言葉一月から少しづつ書いていっているので季節がまだ初春……orz
一日一文ペースだと追い付かないんだけど……しかも一日一文なんて書けてないし
マイペースですみません(苦笑)
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