びーえる改
恥を知れ(リボ♀コロ)
回りから強いと言われようが男前だと言われようが俺だって女なのは確かだ。邪魔な胸も周りの女と比べてみては結構大きい方だと自覚済みである。だからそろそろカップをもう一段上の下着を買いに行こうと下着売場へ向かった。そこまでは良かった。…のだが。
「コロネロ、此方はどうだ?」
「……おい」
「あ、この黒いのもいいな…」
「…おい」
「でも赤も捨てがたい………悩むな」
「おいぃぃいぃいいい!!!!」
俺は次々と試着してみろと言わんばかりに差し出される下着のハンガーで何故かいる恋人の頭を刺すように叩いた。ガッ、と店内に響き渡る良い音。リボーンは同時に棚に額をぶつけた。いい気味だ。
「…痛ぇぞコロネロ…」
「うっさい。つか何でここにいるんだよお前。女性用下着売場だぞここ!」
「彼氏が彼女の下着を選んで何が悪いんだ…!」
「恥がないのかお前には!!!」
と言うかリボーンに己が下着を買いに行っている事など言っていない筈……いや、コイツの事だ。恐らくあまり思いたくないが日頃人の胸を触っているから成長したのがわかったのだろう。ぶっちゃけ言えば目の前の人物にほぼ毎晩揉まれて大きくなっているようなものだ。感謝するべきなのか迷惑なのかわからない。
「だからだな。俺はどっちかっていうと黒の下着が……」
「黙れコラァアァァアア!!!!出てけ!バカ!!」
それでも尚黒のセクシーな下着を勧めてくる恋人に周囲からの視線を受け止めながら頭突きをお見舞いしてやったのだった。
それでもなんやかんやでリボーンが選んでくれた黒の下着を購入したのは今更ながら恥ずかしかったと思う。
恥を知れ
end
最近リボ様の扱いが酷くなってきたと思います(^q^)
愛ですよ愛(ずどん)
リボ様なら普通に女性用下着売場入れそう。変態なんで。オープンなんで。
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