novel
殴りたいけど…(T&L)
俺はティキが嫌いさ。ティキといると調子が狂う。だから嫌だ。なのにティキはしつこく俺に付きまとう…。正直うざったいんさ。
「ラビー。」
「…はぁ。」
「何?その溜め息。酷くね?」
ったく…。なんで何時も何時も俺の隣にいるんだよ。殴るぞ?こんにゃろー。だが殴りたいんだけどいつも避けられる。なんてことさ。
パタン
俺は読んでいた本を閉じる。まぁ詳しくは読み終わったから閉じたんだけど。
「お。読書終わったの?よし!あそ…「うるさい。」…酷くない?」
俺はティキを押し除けて新しく本棚から本を取り出す。フッフッフ。遊ばねぇから。お前となんか。
「……本面白いの?」
「そりゃ勿論。」
「即答かよ。」
俺はティキの事なんか忘れて読書をした。しかしいきなりティキは
「………ラビ。好きだよ。」
「!?ッ…///」
俺の耳元にこんな台詞を言いやがった…。言っちゃったよ。26歳。くさいぞこんにゃろ。自重しやがれ。
「ティキ…。離れてさ。」
「ん〜?やだ。」
俺が心の語りをしている間、なんかティキは俺に抱き着いていた。暑い。本が読みにくい。マジで殴ってやろうか。コイツ。あ。殴れないんだった。
「はぁ〜…。」
「大好きだよ。ラビ。」
まぁ、その内殴ってやるからな。覚悟しとけよ。
終わり。
よく解んないですね;
まだラビは素直じゃないというか、自分はティキが好きだと解っていないというか…。
もっと昇進しまーす。
次へ(#)
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