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お題
3.立場逆転!?
時々、本当に時々。


俺よりもサスケが起きるのが遅い時がある。

基本的にどんなに任務の時間がズレていても、俺より先に起きて色々やってくれているんだケド。

疲れていたり、

まぁね、無理させたりしてるから。


そんな時しか見れないものがある。




「サスケ」


隣でぐっすり眠っている人を小さい声で名前を呼べば、ひくりと長めの睫毛が揺れる。

だけどまだ開かない。

今度はそっと人差し指で真っ白な頬っぺたに触ってみる。
さら、という感触のあとサスケがくるりとこっちを向いた。


「…ん…」


眠ったままの身体から小さな小さな声がする。
そうすると、布団に潜る様にして俺に擦り寄ってきた。
少しまた鼻先に触ると、また少し近付いて真っ黒な髪が俺の顎にふわっとかかる。

ちょうど胸の辺りに顔が来て、そこで安心したように息を吐いて止まった。

本人も気が付いて無いと思うんだけど、

サスケはあったかいのが好きなんだ。

人肌位の、熱すぎず冷た過ぎない温度が。

俺は自慢じゃないケド、体温は高い方だから。きっと気持ち良いんだと思う。


そんな甘えた仕種が、いつもサスケに引っ付いていたい俺と似ていて、


立場が逆転した様な気になるんだ。






☆☆☆☆

19位かな…?
付き合いが割と長いと思います。

おふとんの中でのナルトの楽しみ(笑)
甘えるサスケになってるといいな…。

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あきゅろす。
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