SS love Bite(ナルサス) 「ご飯ついてる、ここ」 伸ばした指をサスケの口許に寄せて、米粒を取ってやろうとした。 指先が触れて、離れようとした先、 「勿体ねぇ」 ぺろりと綺麗な淡い赤の舌が俺の指から米粒を舐め取る。 「お米の中には7人の神様がいるって聞いたことねぇのか」 ぼーっとして、指をそのままにしてたらその暖かい口に含まれた。 ちゅっと吸う音が、した。 器用に舌が爪をなぞる。 反対側に回って、指の腹をまるで指紋の一つ一つを辿る様にすべっていく。 ヤバイ、ぞくぞくする。 まだメシの途中だとかそんなん全部ブッ飛んで、 その行為に引き込まれた。 指に舌と一緒に唾液が絡まる。 また軽く吸われて、頭がくらくらした。 そっと当たる歯が甘噛みを繰り返して、 そこを舐められる。 じんわりと確実に、 身体に沸き上がる欲望に そろそろ限界を感じた時 「いってええええっっっ!!!!!」 おもいっきり噛まれた。 「神様は大事にしねぇとバチが当たるぜ」 痛がる俺を見て、サスケがにやりとしたり顔で笑った。 ☆☆☆☆ お米の中の神様の話は昔友人間で流行りました。 家では目が潰れるだったなー。 [*前へ][次へ#] |