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浮気×健気(リクエスト小説)
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「そ、そのっ!盗み聞きするつもりとかは全然なくてっ!でも、朝、聞こえちゃってっ、つい…」

あたふたしながら説明をする田中。

「は?つい、って何?お前に関係あるか?」

「ごっ、ごめんなさい!!」

純粋に不思議に思ったから聞いただけなんだけど…

田中は俺が怒ってると思ったらしく、泣きそうになりながら謝ってきた。

「別に怒ってねーから。てことは…話とか聞いてたわけ?」

「はい、すいません…」

「…別にいいけどさ。何?噂とか流したいわけ?」

「ち、違いますっ!!俺、前から知ってたんで…心配で…」

は?知ってたって…俺と亮太が付き合ってること?

それが心配?こいつ本気で意味わからねぇ。

「その…2人は付き合ってるのに…亮太くんは浮気してるので…」

「…随分詳しいんだな」

苛々してきて、少しキツイ言い方をしてみる。

「っ、俺、ずっと見てたんで!誠くんのこと…」

「…はぁ?」

俺は耳を疑った。


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あきゅろす。
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