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浮気×健気(リクエスト小説)
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俺の部屋に入った亮太は、相変わらず部屋綺麗だよなーとか、テレビつけていい?とか声をかけてきたが、ろくに返事もできない。

いつ別れ話を切り出されるか気が気じゃなくて。

「あ、俺…なんか飲むもん持ってくる」

気を紛らわせようと思い、そう言って台所に向かう。



適当にお茶を入れて部屋に向かうと、亮太の声が聞こえた。

今、亮太は一人のはずだから…電話?

俺がドアを開けると、話が終わったらしく、亮太は携帯をしまった。

「電話か…?」

「ん、あぁ。つか、俺もう帰るわ」

「え…」

まだ来たばかりなのに…何も話してないのに。

…でも、少し安心かもしれない。

「うちのクラスにさ、超かわいい子いるじゃん?水野だっけ。あの子に誘われちゃってさぁ」

…それさ、俺なんて反応すればいいわけ?

「前から狙ってたんだよなぁ。だから…」

「あのさ!!」

もう我慢できない。

思わず大声をだすと、亮太が眉をひそめた。

「なんだよ?」

「俺らってさ、付き合ってるんだよな!?」

こんな女々しいこと、本当は言いたくないのに。

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あきゅろす。
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