小説:俺は弟が大嫌い。
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『あんたっ、智樹に何言ったのよ!?なんで智樹があんたの学校知ってんのよ!!どこまで邪魔すれば気が済むの!?』
「…は?」
え?智樹が何?
俺の学校を知ってる…?
『智樹がっ、あんたの学校しか受けないって!!あんた達連絡とってたの!?』
「なんだよそれっ!!俺は言ってない!!」
『母さん、落ち着いて』
母親の声さ遮り、男の声が聞こえてきた。
それは紛れもなく、久しぶりに聞く弟の声。
『もしもし、兄さん?』
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