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生徒会庶務の災難(ポッキーの日)
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「なんだそりゃ…」

「いや、俺、今日初めてポッキーのこと知ったんだよ。で、ポッキーゲームのことも当然初めて知ったわけで。中途半端にしか教えてもらえなくてモヤモヤしてたんだ」

らしくないとはわかっているが、長ったらしく説明をした。

教えてもらうには事情を話すしかないだろう。

「…へぇ」

俺の説明を聞き終えた会長はなぜかニヤッと笑ってそう言った。

「…なんだよ、俺がポッキーのこと知らなかったのがそんなに面白いのかよ」

会長が馬鹿にしたように笑うものだからついそう言ってしまった。

しかし会長は全く意に介してないようだ。

「そんなことねーよ。いいぜ、教えてやるよ」

「!!」

漸く教えてくれる人間に出会えた!

そう思っていると、知らない間に会長は至近距離まで来ていて、整った顔が目の前にあった。


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あきゅろす。
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