生徒会庶務の災難(ポッキーの日)
13
生徒会役員が一般の生徒と堂々と話すこと自体軽率だったか。
せっかくのポッキーを食べるチャンスだったがもうそれどころではない状態になってしまった。
大騒ぎする生徒達に気付かれないようにこっそりとその場から立ち去った。
…ふぅ。またしても食べ損ねた。
これからどうしようか。
…あ、ネットとかで調べたほうがはやくね?
そうだ、そうすれば…
「おい」
考えながら歩いていると、後ろから声をかけられた。
「…あ、会長」
そこには会長がいた。
今までの奴ら同様に、手にポッキーを持って。
[*前へ][次へ#]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!