[携帯モード] [URL送信]

生徒会庶務の災難(ポッキーの日)
12
「ありがとう。その…ひとつききたいことがあるんだけど」

「は、はぃっ?なんですか?」

「その、ポッキーゲームについて…」

そこまで言って、俺は何も言えなくなった。

なぜなら、目の前の生徒が顔を真っ赤にして座り込んでしまったからだ。

「せ、千代様と…ぽ、ぽ、ポッキーゲーム…なんて…///」

…ん?待ってくれ。

やるなんて一言も言ってないのだg

「ちょっ!?ポッキーゲームってどういうことなのさ!!」

「あんた抜け駆けするつもり!?許せない!!」

「大体、生徒会役員の方に声をかけようなんて図々しいんじゃないの!?」

俺たちの会話が聞こえていたのか、他にも大勢の生徒が集まってきて先ほどの生徒を詰る。

「う、うるさい!声をかける勇気もなかったコシヌケは黙ってなよ!」

詰られた生徒は大声で反論をする。

…会話聞いてて思い出した、そういや俺生徒会だった。


[*前へ][次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!