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小説:生徒会庶務の災難
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生徒会室は一般生徒立ち入り禁止だ。

あいつらはどうせ授業をサボり、食堂で永遠にイチャイチャしてんだろ。

この学園の生徒会は忙しい。

だから生徒会メンバーは授業免除があるのだ。

だからサボり、という表現は誤りかもしれないが、別に仕事をするために授業を休むわけじゃないんだから、サボり扱いでいーだろ。

俺は仕事を終わらせるよ。偉いから。

転校生から逃れ、仕事も進められる。

ナイスなアイディアと思ったが、どうやら甘かったらしい。

「こら、チヨ!無言で去るとはどういう了見です!?気付いたときの翔太はとても悲しそうで…」

「なんで翔太に冷たいわけぇ〜?あんなに可愛いのに、あり得ないんだけどぉ〜」

「次に翔太にあんな態度とってみろ、潰すぞ」

「千代、ひどい。」

「「ほんと、さいて〜い」」

バッドなアイディアだったようだ。

クソッ。ご丁寧に全員揃って戻ってきやがって!


帰ってきたこいつらは、すぐに俺を囲んで非難してきやがった。

つーか、双子弟さっきまでテンション低かったのにいきなりどうした?

すっかり元に戻っている。

ハモりが相変わらずウザイです。

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あきゅろす。
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