小説:生徒会庶務の災難
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「ククッ、なに顔赤くしてんだ会計。こんな五月蝿いだけのチンチクリン、何がいいんだ?」
「なんだとっ!!人を顔で判断するなんて最低だぞっ!!謝れよっ!!」
さっきもそれ言ってなかったか?
「なんだ、俺に逆らうとは良い度胸じゃねーか。お前の家がどうなってもいいのか?」
会長、何かあるとすぐお前の家が、とかキメ顔で言うけど、それスゲーダサい台詞ってわかってる?
つまり自分の家の権力振りかざしてるだけだからね。
まぁ、親衛隊は台詞より顔に見とれてるから関係ないみたいだけど。
「お前なんて怖くねーよっ!!そんなことより、早く謝れ!!」
おー。会長驚いてる。大体の奴はさっきのダセー台詞で黙るから、そりゃ驚きだよな。
「ククッ…お前面白いな」
「なに笑ってんだよっ!!って…んう!?」
うわあー…
マジかよ。
会長がマリモにキスしてる。
しかも深いやつ。
そして悲鳴を上げる生徒達。
なんだこれ。マジキツイんだけど。
帰っていいですか?
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