小説:生徒会庶務の災難
18
「いきなりどうしたのですか?」
「なんか、あった…?」
「翔太が、すっごく怒って…っ、皆を呼んでこいって」
ったく、本当にめんどくさいことばかりする奴だな。
「俺は関係ないよな?副会長と書記、仕事はとりあえずいいから行ってこいよ」
俺は取り巻きでもなんでもなかったし。
呼び出される要素ないよな。
「なに言ってんの!チヨちゃんだって関係あるんだよ!?兎に角、昼休みに集まってね!」
双子兄は焦っているらしく、転びそうになりながら生徒会室から飛び出ていった。
…一体なんだったんだ?
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