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小説:生徒会庶務の災難
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あー、なんて平和なんだろう。

書記と副会長がいて、仕事は随分楽になった。

まぁ、解決してない問題はいくつもあるけど。

それでも、今だけは忘れたい。

どうせ嫌なことなんてすぐにまた訪れるんだから。

今はこの束の間の平穏を楽しみたい。

仕事をする手を止め、椅子の背もたれに寄り掛かる。

今日は天気がよくて気持ちがいい。

目を閉じて日向ぼっこ?を楽しむ。

このまま時間が止まればいいのに…

「みんな!」

いきなり聞こえてきた双子兄の声。

「翔太が呼んでるから来て…っ!」

あんなに平穏だったのに。

さっそく嵐の予感だ。

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