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ごちゃまぜどころ
山田と橘シリーズ

山田と橘は七歳年の離れた従兄弟同士である。親同士も仲が良く、頻繁に会っていた二人は大変仲が良かった。橘は山田を大層慕っていたし、山田はそんな橘が可愛くてしょうがなかった。

橘家の男子はO学園に通うことが習わしである。(田中は母方が橘家なのでその苗字は違う)二人も勿論突っ込まれた。そして当たり前のようにここの特色に染まった。そんな二人がくっつくのはその年の差が邪魔をしたとはいえ時間の問題。

それが起きたのは橘が中学三年、山田がまだ大学二年の時だった。

周りよりも早く成熟していた橘。そこにはもちろん山田との関係が深く関わっているのだがそこは割合しておく。とにかくそんな橘に押し切られ、山田は橘と付き合うことになった。本人も満更では無く順調に交際は続いていた。

しかし話はここから始まる。

それはふとした話題から始まった。まずここで断っておくが山田はこの頃にはもう既に腐っており、勿論そのことを橘も知っていた。

「は?」

「え?だから俺がユウ兄抱くんだよね?」

「いやいやいやいや。待ててめぇ。どう考えてもそこは俺だろうが。背的にも経験的にも俺だろう。」

当時山田は179cm、橘は165cmだった。

「経験なら俺だってあるけど…」

「は?」

「伊達に中等部で生徒会に入ってたわけじゃないんだよ。ユウ兄に追いつきたかったしね」

その一言で自分の弟分である恋人がどんな経験をしたのかは把握した。それもそのはず、その道は山田自身が通った道でもあるのだから。







とここまで書いてめんどくさくなった。

ここからなんだかんだと交渉した結果バリタチだった橘はネコへとジョブチェンジします。

それだけの話です。


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