リクエスト小説 2 「んー、とりあえず肉食いたい。俺、食欲旺盛だからさ」 「肉な...じゃあ、昨日野菜も結構買ってきたから、野菜炒めでも作るか。それだったらすぐにできるし」 「いいねー、待ってます」 「それじゃあ、ちょっと作ってくるわ」 「いってらっしゃーい」 啓吾の膝を解放してやり、大人しくその背中を見送る。 そして扉が閉まった瞬間、俺は動いた。 「AVでも見てよう」 上体を起き上がらせ、自分の鞄の中をゴソゴソと漁り、1枚のDVDを出す。 これは昨日、同じクラスの友人から授かった女教師物のAVだった。 時間は短いが、内容は友人曰く、初っ端から女教師が喘ぎまくりでヤバいらしい。 啓吾には秘密で持ってきていて、後で1人で見ようと思っていたのだが... 「暇だし、先に見ててもいいよな」 啓吾の部屋にあるゲームはやりつくしてしまったし、マンガはすべて制覇した。 「...と、よし。セット完了、スイッチオン」 テレビをつけ、音量を大きくすると、俺はいつものように胡坐を掻いてリラックスする。 ―啓吾の部屋にあるテレビの方が俺の部屋のよりも大きくて見ごたえあるんだよな ボーっとしながらも、視点はテレビに合わせ、画面を見る。 場所はやはり学校。そこにはナイスボディな女教師と1人の男子生徒が写っていた。 状況は女教師が男子高生を逆レイプしているところ。 学生はフェラされて気持ちよさそうに呻き、そしてしばらくして女教師は学生の上に跨り、その屹立を自分の中へと勢いよく挿入した。 男は特に動かず、女教師がニタニタと笑いながら激しく上下に動く。 『...ぅ...あっ、せ、先生...っ、やめて、くだ...さ、』 『うーん?もっと激しくしてほしいの?』 『んっ!...や、ばっ...ダメっ、先生...せん、せっ、』 『あっ、あぁっ、最高っ...あっ、あっあっ、はっ...あぁっ、あっ――――』 「那智!!!」 「ん?あぁ、啓吾。もう昼飯できたの?随分早いな」 これから本番じゃないか、というところで急に扉が勢いよく開き、はぁはぁと息を乱した啓吾が現れた。 「そんなすぐにできるわけねぇだろ!お前が大音量で変なの流すから台所まで喘ぎ声が聞こえまくりなんだよ!!」 「あー、なるほど。それでチンコが勃って、俺にどうにかしてもらおうと部屋に戻ってきたのか」 「なんでそうなんだよ!俺はそれを止めるために.....って、おい那智!!」 「あれ、勃ってないじゃん」 「こら、揉むな...っ、昼飯...っ」 「ははっ、ちょっと硬くなってきた。啓吾君、えっちー。俺、ちょっとしか触ってないのに。」 扉に背中を預けて、快感に堪える啓吾。嫌がる素振りをみせるくせに、本気で止めようとはしない。 だから俺は啓吾のそこを遠慮なくズボン越しに緩く擦りあげる。 「...お前が...触るから、だろ...っ」 「じゃあ、責任とって抜いてあげようか?」 重なる視線。熱っぽい目で見つめられ、体の中がゾクゾクとした。 [*前へ][次へ#] [戻る] |