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リクエスト小説




「なっ、何すんだよっ!!いい加減にしろ!やめ...、ぅ、むっ、ん゛ん...ぐっ、」

 たまらず那智は叫び声を上げるが口が大きく開いた瞬間にタオルのようなものが口内の奥まで押し込まれた。喉奥に押し込まれたタオルが奥に僅かにあたり、嗚咽しそうになる。

 視界は塞がられ何も見えない。体は拘束されて動けない。口にはタオルが突っ込まれ、叫び声さえ上げられない。

 そんな那智に残されているのは、

 「那智、すごいエロい...」

 聴覚と、

 「...ッ!!」

 「ここ、ヒクついてる。俺が触るたびに、」

 触覚だけ。

 尻の肉を揉みこむように触られ、2つの指で割かれる。そうして現れた尻の穴に啓吾はいたずらに中指で触れてくる。ツン、と爪でつつかれ、引っ掻かれれば穴は収縮し、啓吾の笑い声が部屋に響く。

 「なぁ、どうしてほしい?ここ、俺ので激しく犯されたい?」

 「ん゛ん...っ、ぅ...ふっ...ぅぐっ!!」

 必死に啓吾から逃れようと這いずって動こうとするが、次の瞬間には腰を引き寄せられぬるついた指が無理に穴に押し入ってきた。
 その痛さに生理的な涙が目の膜に張り、こぼれそうになった。
 指はローションをつけたのかぬるついていたが一気に第二関節の節まで入れられたせいで激痛が走り、足の指が縮こまる。

 「やっぱりきついなぁ...でも、中...あったかくて、気持ちいよ?」

 「ふぅ...っ、くっ、ん゛ん...っ、ん、ぅ」

 中を確かめるように指をぐるりと回転させ、少し引き抜いては再び奥まで埋められる。何度も何度も同じことをされ、仕舞いには2本、3本と指の本数は増えていく。
 啓吾は慣れた手つきで中を掻き回し、ほぐしていった。

 「そろそろ...俺も限界、」

 ズル、と抜けていく3本の指。

 「ぅう゛っ、!!ふっ...ン、ん゛んッ!!」

 すぐに穴にあてられる熱く固いもの。それはグッと押しつけられ中を抉るように入ってきた。
 ミチミチと肉の拡がる音が体の中でし、きついそこはぴったりと啓吾のものにはりつき感じたくもない、啓吾の性器の脈の動きまで分かってしまう。



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