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- Maid in the Dark -
前夜1


 暗闇の中に、粘液の擦れ合う音と、喘ぎ声が延々と響いていた。

 「お、お嬢様……もう……」

 闇に目が慣れれば、豪華な家具の置かれた広い部屋の中央に、大きなベッドが確認できる。
 「お嬢様」と呼ばれた人物は、そのベッドの上で膝立ちの姿勢で腰を振っていた。
 眼下では二人の娘が全裸で重なり合っている。
 「お嬢様」は脚を広げて抱き合っている娘達の股間に、「お嬢様」と呼ばれるには相応しくない物を打ち込んでいた。

 「あ、が……」

 下で仰向けになっているおさげ髪の娘は、すでに意識を失いかけている。

 「あっ、もう……もうっ!」

 上にうつ伏せになっているショートカットの娘も、何度目かの絶頂を迎えようとしていた。
 体液でぬめりを帯びた抱き合う二人の乳房が擦れ合い卑猥な音を立てる。
 もちろん股間からはそれ以上にいやらしい音を静かな部屋に響かせている。

 「明日からはあの娘が来るから、あなた達も楽になるわよ」

 「お嬢様」は容赦なく腰を突き上げながら、独り言のように呟いた。

 「あの娘には素質があるわ。ずっと見てきたもの……楽しみね」





 - Maid in the Dark -




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