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時間遡行者の煩悶
1.

 何度もなぞって来たはずの時間軸の狭間にまだ自分の知り得ないことがあったなんて……。
 時間遡行者、暁美(あけみ)ほむらは、全裸に近い姿で絡み合うふたりの少女を見つめ、愕然と立ち尽くしていた。
 魔女を倒したのに結界が維持されたままなのは、このふたりのせいなのだろうか。
 ほむらの眼前には同じ見滝原(みたきはら)中学二年の鹿目(かなめ)まどかと一学年上の先輩魔法少女巴(ともえ)マミがいた。
 その口からはこれまで聞いたことがない甘く切なげな声が漏れていた。

 「まどか……」

 ほむらはあり得ない痴態を目にして他に言葉も出なかった。
 巴マミが膝を着いて、四つん這いの鹿目まどかを背後から獣のように激しく責め立てていた。
 その股間からはあろうことか巨大な男性器が生えている。
 それがまだ成熟しきれていないまどかの躰をめいいっぱい押し開き、グチョグチョと卑猥な音を立てながら中心に向かって繰り返し打ち込まれていた。
 早熟な肉体を持つ豊満なマミの乳房がブルンブルンと揺れると、「ひぃんっ! ひぃんっ!」とそのたびにまどかが苦しそうな喘ぎ声を上げている。
 そのまどかの股間にもマミほどではないがガチガチに硬直した男根が生え、先端から透明な粘液を垂らしていた。

 「か、鹿目さん……も、もうっ!」

 「あっ、きてっ……きてぇっ! マミさんのいつものすごいやつきてぇっ!」

 マミが叫び、まどかがそれに呼応する。

 「うっく!」

 マミが仰け反り天を仰いだ。

 「ティロっ……フィナーレっ!」

 「あひいいいいいい!」

 ドクン、と大量の精が勢いよくまどかの膣内に注ぎ込まれる。
 その振動がほむらにも伝わってくるようだった。
 硬直したまま、ビクンビクンとふたりの躰が震える。
 マミがまどかの中に何度も射精している。

 「ふぅ、う……」

 「ひ……」

 やがて、マミが肉茎をゆっくりと引き抜いた。
 ぺたんと腰を落とし肩で息をしている。
 まどかはどさりと横向きに倒れた。
 秘裂からはマミが注入した白濁液が止めどなく溢れ出していた。



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