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*ShortStorieS*
Witchcraft(4)

 躰の中に井戸がある。
 そこからゴボゴボと溢れ出した欲望の粘液が躰を満たし、内から窒息させようとしている。
 唯一助かる方法は、井戸の奥底にある穴から粘液を吐き出し窒息をまぬがれることだ。
 そのためには目の前のこの女の穴にガチガチにいきり立った淫獣触手を突き入れ刺激するしかない。
 触手は少女と同化すると人間の一部らしい形、すなわち巨大な男性器になっていた。
 女を犯す。
 それは初めてのことだったが、とまどうことは何ひとつなかった。
 自分がやられてきたことをやるだけだ。
 とにかく際限なく湧き上がってくる欲求を鎮めなけれはならない。
 少女は、こうなることを想定してか全裸に近い格好だった魔女を床に押し付けた。
 そして、熱を放つ肉茎を一気に股間にねじ込んだ。

 「いぎぃ……!」

 準備が出来ていたとはいえ、巨大なモノを勢いよく奥まで突き入れられ、魔女は悲鳴に似た声を上げ躰を丸めた。
 少女は魔女の両手首を掴むと床に磔(はりつけ)るようにして無我夢中で腰を動かした。
 挿入される側ではなくする側。
 当然、初めての感覚だった。
 本来自分の躰にはない部分が内側から痛いほど張り詰めている。
 それを温かい粘液で満たされた魔女の膣内できつく締め上げられると、頭からつま先まで快感が疾り、気が狂いそうになった。

 「すっすごい! おっきいの奥まで来てる! 奥まで来ちゃってるううううう!!」

 少女のモノが馴染んできたのか、魔女が上げる声に悦楽の響きが混じっている。

 「うぐぅ!」

 少女が呻くと、どぷっと魔女の中へ大量の粘液が吐き出された。
 初めての射精。
 女であるかぎり経験することのない未知の感覚が脳を焼いた。
 それが次々と放たれ頭の中を真っ白にしていく。
 まだ、深く突き入れられているにもかかわらず、押し広げられた結合部から白濁液がゴボッ、ゴボッと溢れ出す。

 「ひぃ、お、多いぃぃ」

 「うがっ……まだっ、お、犯すぅ!」

 叫ぶと獣となった少女の口の端から泡状の涎が垂れた。
 一度や二度では決して満足することはない。
 それは、女として本来体感できない刺激を得ているからなのか、それとも淫獣と融合しているからなのか、どちらにせよ、人間として許容できる範囲の快感を超えていると思えた。

 「犯してっ、もっとめちゃめちゃに犯してぇっ!!」

 魔女は喚きながら少女の胸にむしゃぶりついた。

 「ああ、すごい! おっぱいあるの、おっぱいあるのにおちんぽおっきい! あなた最高よ!!」

 「あたしをこんな躰にして! ハメ殺してやる!!」

 「殺して、おっきい雌ちんぽでハメ殺してぇ!!」

 魔女はいつの間にか自由になっていた腕を少女の首に回して抱きしめ嬌声を上げた。


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