Angel Voice - 神様の失敗 - 姫ちゃんの日常 side A(1) 明かりを落とした事務所に荒い息が響いていた。 ビルの一室である。 ドアの外には「時里プロモーション」の表札があった。 室内を照らすのはセキュリティ用の頼りない常夜灯のみである。 「あんっ、あっ……ああっ!」 「声が大きいよ真奈美サン」 「……大丈夫よ、誰も来ないから……それより、もっと、もっとお尻苛(いじ)めて!」 「……しょうがないなあ」 小鳩(こばと)ゆうきは、時里真奈美(ときさと まなみ)の腰を掴み直した。 三十代後半の熟れきった、だが張りを見事に維持し続ける尻に自分の腰を押しつける。 真奈美は少し足を開いて立ち、机に上半身を伏せている。 真奈美が大女ではないといえ、身長が百五十センチに満たないゆうきが彼女の希望に添えるようにするには、必死でつま先立ちしなければならなかった。 「真奈美サン、届かないよ。もっと腰を落として」 「届いてるっ、届いてるってばあ! ゆうきのデカチン、お尻をいっぱい広げて奥まで来てるぅ!」 「『届く』ってのはこうやって……そらっ!」 「ああっ!」 ゆうきは片足を上げて真奈美の背中に覆いかぶさった。 「そらっ、そらっ、そらっ、そらっ……どう? 気持ちいい?」 「ああっ、いいっ、気持ちいいっ……イクッ、またイクゥッ!」 「フフ、前で二回もイッたのにまたイクの?」 「イクッ、またイクの! オマンコで二回もイッたのに、またイッちゃうの! ゆうきのデカチンポで開発されたお尻が気持ちよすぎてまたイッちゃうのおぉっ!!」 「ぅんっ! いいよ、ボクもヨクなってきたよ!」 多少無理な姿勢ながらも、ゆうきは腰を激しく突き上げた。 「イッて、一緒にイッて! エロケツマンコに大量ザーメンぶちまけてっ!!」 ゆうきは真奈美の望むとおり、ずんっ、と可能な限り腰を高く突き上げると、三回分イカせる間溜まっていたものを一気に吐き出した。 「ううんっ……!」 「あああああ……イクッ、イクッ、イクウウウウウッ!!」 真奈美は机に突っ伏したまま、ビクッ、ビクン、と躰を波打たせた。 [#next→] [戻る] |