☆ササメモリアル☆
■華桜日記/ダイナ編＊番外編②＊（学パロ）■
■よう、・・・おはようとは言わねぇぜ・・！早乙女ダイナだ！！！ 今日は台風も過ぎ去って空に綺麗な秋空が広がってやがる。 そんなすがすがしい一日のスタートに気分のいい俺様が自分の仕事について語ってやる！！！ いいかよく聞け。耳垢かっぽじってよく聞けよ！ なんと・・・俺様の仕事は・・・”逆スパイだ”！！！！！（どーん！！！） ・・・・・何で自分しか見ねぇ日記にこんなにテンションが上がってんだ俺は。 自分で自分で突っ込みたくなかったが後でこの日記は破り捨ててやる。 とりあえず俺のことについてだ。普段は”厳武”の部下のフリをして親戚・・・つーか弟分の戒から情報を聞いてるフリをしているがなんと俺は元執事・・・・！ 華桜王蘭（おうらん）様の元部下である。 あ、王蘭様っつーのは俺の育ての親にも近い。捨て子の俺を拾ってここまで育ててくれた現、華桜理事長の奥さんの事だ。・・・・これは絶対に秘密だからな。これだけは”厳武”にばれるわけにはいかねぇぜ・・・・・・・・。 そんなわけで俺は華桜理事長の使命の元、隠し子”蘭姫”の保護者兼”華桜高校”へのスパイとして厳武の部下をやっている。 だが最近知ったんだがもう1人の”厳武のスパイ”・・・カセンの奴はいつの間に”蘭姫”と仲良くなったんだ・・・・・・？ 前は奴の世話がかかりもかねていたから面識はあるがアイツが女の格好をし始めてから部屋には近づかなくなった。前は勝手に出入りしても気にしねぇような奴だったのに随分と可愛くなっちまったもんだぜ。今では短かったあのショートカットも肩にかかるほどまで伸びてやがる。 随分と可愛い”お嬢さん”になっちまって。俺も本気でびっくりだぜ。 ・・・・・今年の文化祭じゃ不動の”ミス華桜”の名もカセンが奪っちまうかもな。 そうなったらあの”麗姫様”の泣き顔が拝めそうで気になるぜ。 なんだかんだで王蘭様の大事な連れ子だからな。その時は俺が慰めてやってもいいとは思わないことも無い・・・・・・・・・・。 つーのは戒の野郎がカセンに惚れてると最近気づいたからだ。 カセンが女の格好になって半年・・・・・つい最近になるまで全く気づかないことだらけだぜ。 そんなわけで俺はこの先のあいつらの関係がどうなるのか気になりながらも自分の任務に支障がきたさないか不安だぜ。 ・・・・・厳武の野郎がボロ出してさっさと校長を辞めちまえば済むだけの話なんだけどな。 しかし何で前校長もあんな野郎を時期校長に指名したんだろうか・・・・まぁきっとなんかあいつの得意の巧みな話術で騙されたかなんかしたんだろうけどな。 ・・・・その前校長はその後発狂死したみてぇだし・・・・・・・高等部は結構穏やかな空気じゃないんだが・・・ソレに比べると”蘭姫”のいる中等部は天国だな。担任の厳武の”弟”はアホだし華桜の里利ぼっちゃんは・・・・・・・・・・・・シスコンといえば蘭姫にシスコンなんだがあれでよく生徒会長をなんとかこなしてやがる。・・・・・華桜の独裁姿勢に見られるかもしれないが今のその地位は人望だな。 ・・・・まぁ今日のところはここまで話してやめてやる。 あとはこれを見ている”天の声”って奴に任せてやるか。 神も悪魔も信じネェけどお天道様が見ているぜ・・・・・・・・。 早乙女ダイナ ［*前へ］［次へ#］ [戻る]  |