■華桜戦記/小説倉庫@■
■†THE UNLIMITED 萩原 カセン ”ZERO”part†+C■
■白いベットの”恐怖”再び/ほぼオリジナルストーリー。■

■「”・・・はっ!?????”」
気が付くと俺”佐伯 通”は見知らぬ大きなベッドの上で何故か寝ていた。
間の”記憶が色々抜けている・・・・・”確か俺は・・・”
「んぁ・・・・・?あー・・・・・・何だ目ぇ冷めたのか・・・・・?」
”は・・・・・?”
隣には衣服を纏わず横たわる金髪のイケメン男性。
しかも”この顔”は・・・”どこかで見たことあるような・・・・・・・”
「・・・!??????」
とっさに俺は思わずかけられた布団の中を確認した・・・・・・・
・・・・・・・
「”ギャァアアアアアアア!!!!!!??????????????”」
ドールの叫び声がホテルの一室から響き渡った


■†THE UNLIMITED 萩原 カセン0+C† ■


「あー・・・・だー・・・・・・悪かったよ確かに俺は寝るときはつけないで寝る趣味で・・・・・・・」
じょりじょりと髭を剃りながら鏡を見つめて言う男性
”嫌な物を見た・・・”
いや・・・”船の大浴場”でそりゃ・・・・”同じ湯”に浸かる仲間のソレは見た事はあるが・・・・
「・・・・・・・・・・・・あの・・・・・・かなりごりっぱな・・・・その・・・・・・・」
いいモノをお持ちですね・・・・・・・///
とりあえず何て言ったらいいのか分からないが自分はちゃんと衣服は纏っていたが。
朝立ちしていた”外国人”のソレを生で見てしまった・・・
しかも・・・”こんな・・・”見たことあるイケメンの”立派なソレ”
「”あぁ・・・・あんたも中々悪くなかったぜ・・・・?”」
「”見たんですか・・・・・・!?????????////”」
その言葉に途端にドールは真っ赤になった。
「”やっぱり”か・・・・・一瞬だが”初めて見た時から”あんた”の方はそっちの”気”がありそうだと思ってたけど・・・・・」
そう言って髭をそった後の綺麗になった整った顔を近づけられる。
正直言って”相手”が男性とはいえ”こんな”綺麗な顔をした青年に顔を近づけられてどうしたらいいか分からない
ドキドキする身体そして後頭部に手を寄せられその顔へと近づけられる
「”まぁ・・・・・こっちじゃこのくらいの挨拶は・・・・”」
そう言って”ドール”が口付けされそうになるそれにぎゅっと目を閉じた瞬間
「”ヤメロこのカマ”野郎・・・・”・・・・・”」
男の腹部を思い切り蹴られた
「・・・・っ・・・・・!!!!!!!」
「”ちょ・・・・何よ!!!!!!!いたいけな女子にあんたなんて事するわけ・・・!????”」
いきなり入れ替わった”紅牙”に思いっきり腹部を蹴られてとっさにESPが反応した
「・・・・・・どこが女子だよめちゃくちゃ肉食系の”野郎”じゃねぇか・・・・・・」
つか”人が寝てる隙に何やってんだよお前”・・・・・・
胸に手を当てて”意識”を失っていた間の情報を探るとあからさまに”サニー”に下半身を覗かれている”ドール”の姿
「だってあまりにも可愛くて美味しそうな寝顔だったんだもん。”思わず”パクっと口に入れたくなったのを我慢しただけ可愛いと思わない。」
・・・・”どこがだ変態・・・・・・”
”本当に何でこんな奴の護衛なんかしなきゃなんねぇんだよ・・・・”
”姉さんがいる場所はもう教えられて特定してんのに・・・・”
不服そうに”紅牙”が睨むと
「”それも今日までの仲よ”・・・・・・・・・・今日からは”パンドラ”側に”保護”契約を貰ってるからね♪」
とウインクを返された。
「どうその前にアタシと寝ていかない?・・・・”司郎”に”会うまでまだ時間があるし。”彼”もう”一人身”じゃないんでしょ?」
手出してもいいわけ?彼に・・・・・?
そう言って誘ってくるカマ女に
「”勝手にすれば・・・・・”」
ムカついたから適当にそう言ってやった。
”正直”マジでうっとおしい・・・只”こいつ”ともう”離れて好きに動けるのであればそれはそれで構わないと思った”
「”あの人が・・・・・・・あんたなんか相手にするとは思えねぇけどな・・・・・・”」
”姉さんに忠実で本当に思っているだろうあの人が”
「”アラ?でも過去の女経歴とか”元カノ”の素性とかばらしちゃおうかな?”って言ったら意外と”相手にしてくれるかもよ?”」
クスクスと挑発する彼女に
「”テメェ・・・マジ殺すぞ・・・・!!!!!!!!!!!”」
紅牙は”胸倉”に掴みかかった”その事実を知ったら”姉さんは”死に兼ねない・・・”
何せあの人は・・・・・・・・
「その様子だと”貴方は”ソレを知っているようね?」
真っ直ぐに見つめられるその瞳
「”・・・・・・俺を・・・・・・・・・試しやがったのか・・・・・・・?”」
「”生殖能力・・・・・適正・・・・・無し・・・”いつから貴方は知ってたの・・・・・?」
「”ちっ・・・・・・”」
”罠”に”はめられた・・・・”
「”最初から・・・・知ってたよ・・・・・”初めて会ったその時から・・・・・・・・・”」
”ずっと知ってた・・・・だから余計に守りたかった・・・”死後の俺でもソレは”守れる”
むしろ”死人”の俺だからこそ”守れるのかもしれない”もし”真木”さんが”ソレ”を求める”男だったら・・・・”だったら・・・・・”
俺は・・・・・・・・・”絶対にひた隠し”にしたかった”その秘密・・・・”
「”あんた・・・まさかそれまで”あの人”に言う気じゃないだろうな?”」
殺意を込めた瞳がソレを睨みつける
「”言うわよ?”いつまでも隠してたままじゃ”本当の”愛情”は手に入らないわよ?”」
”それに・・・”
「”欲しければクローン技術という方法もあるんだよ・・・・・”」
”・・・・・!??????”
一瞬”目の前の”女性の姿が”ギリアム”の姿に変わった
「”どうしたの・・・・・?”」
気のせいか・・・・いや・・・・?”中に入れた”レアメタルがそう”幻覚”を見せたのか・・・・・・
””そうか・・・・それが・・・・”あんたの切り札か・・・・・・・・””
「”そういう事だよ?”僕には”彼女が欲しがるソレを叶えられる技術がある・・・・”」
”欲しいのは”姉さんとそれを基にした”クローン兵か・・・”
「”さぁ・・・・?どうだろうね?”」
クスクスと奥底で笑みを浮かべる”お兄様”
但し”調査が”上がっている以上”敵”が先にソレを”利用してこないとも限らない”
「”・・・・・・?”」
””普通人にだってそれを叶える技術と手段はあるって事だよ・・・・””
政府が”絡んだ”巨大な”組織”であれば”ノーマル側でもソレ”を作る環境を手に入れることが出来る。
「・・・・・・・・。」
それは・・・・・つまり・・・・・
””商売敵を潰して欲しいんだよ。”僕は”意味が分かるだろう?”紅牙”くん?”
姉さんの身がアブねぇ・・・・・!!!!!!?????
「あんたを真木さんの所に送り届けたら”俺”はすぐに”その場を離れて別行動するからな”」
今は”パンドラ”側に付くよりも”得たいの知れない”お兄様に”従った方が懸命だ”。
”真木さんはまだ”その事実を知らない・・・”ましてやソレを言えないからこそ”姉さんが”それをどれだけ求めていたかも・・・・”
「”姉さんのその闇を突かれたら”あの人”は完全に”崩壊する・・・・”」
”生きたままの操り人形・・・只でさえあの人は薬や愛情に弱いんだ・・・”
もしソレが”計画的な策略だとしても・・・・・”
”もしかすると”
「ちょっと・・・・!????どうしたの!??????」
さっさと”情報提供”の時間を早めて済ませろよ!!!俺はあんたの護衛なんかしてる暇なんか無ぇんだ・・・・!!!!!!
「・・・・・は!???無理よ・・・下手に”動いて”同行がばれたらこっちの身も危ういのよ!???????」
それでも・・・・・!??????
居ても”立ってもいられなかった・・・・”もしかすると・・・・”姉さんは・・・・・・・!????
”感応系のその能力者・・・だからこそ能力とは無関係に愛情を示してくれるそれに逆にかなり弱い”
只でさえ”捕獲時”にも”確実”な”弱点”を使われた・・・・・”バレてる・・・・・”確実に・・・・・・”姉さんの弱点は筒抜けになっている・・・・”
ヤバイ・・・・・・・・”姉さんがアブねぇ・・・・・”心を殺された”人形”になっちまう・・・”偽りの幸せに”仮初めの”求めた”ソレ”に”誘惑”に負けちまうかもしれねぇ・・・・
”元々脆くて弱い人なんだ・・・・”誰かが支えてやらなかったらあの人は・・・・その”支えが無い状況で”もし”そこを攻められたら”
・・・・・・どういうこと?
「”あんたには・・・・関係ねぇ!!!”どうせ”言ってもわかんねぇ・・・!!!!!!!」
”サイコメトリーが使える”俺だからこそわかる”サイコダイブ”して触れた俺だからこそわかる”あの人は”愛情そのものに”飢えている”
能力者だからこそ”虐げられて”逆に能力が”ソレ”を”育てさせてはくれなかった”中で”言えなかったソレ”をそれなりに”普通の”一般男性として”育った”あの人に
いえるわけが無い・・・・”その盲点を突かれたら・・・・”あの人は”もう一度”あの写真のような生きた”人形”になりかねない・・・・・・

アラン・・・局長・・・・・
「”さぁ。カセン。その”婚姻届”に判を押すんだ。君の”国籍”はもう”こちら側で手配してある・・・・。」
そう言ってリングの光る左手の上から自分の腕を重ね合わせ。”最後”の”首輪”を付けさせる
”次の作戦で君の功績が認められたら”欲しがってたソレを上げよう
「”この国にも沢山の孤児が居てね。その中から”君の好きな子を”私達の子にしようじゃないか”」
甘い一時。その部屋では濃密で甘美なやりとりが行われる。
もちろん部屋には”彼女”のソレを”更”に高めるための特殊ガスが巻かれていた。
普通の人間には”さほど”作用はしないソレ。だが”マタタビ”を与えた猫のように甘えた声でじゃれ付きながら従う彼女。
「”いい子だ。”その姿を見せるのはこの”部屋”と”私と二人きりの時だけだぞ・・・・・・?”」
そう言って”印”を押した”ご褒美に前髪を書き上げ額に口づける
「”・・・・・・・・・・続きを・・・・・下さい・・・・・・”」
素直にそれに従って続きを求めて唇を求めてくる彼女
「”分かっている、但し”部屋”の外では”君は私の忠実な部下だ”分かっているな?”」
私は・・・・・・貴方だけの・・・・物・・・・
ずっと夢見ていた”ソレ”と”欲しかった物を手に入れて”忘れていた”夢の続きを思い出す
「”アラン・・・・・”上官”・・・・・”」
ずっと”欲しかった”その”夢”の続き・・・・・・”とても幸せなその一時・・・”
”軍人”時代の”自分へと”どんどんと戻っていく。その上で”甘やかしてくれる優しい上官”この人に”従っていれば”欲しいものを与えてくれる
その上で”求めるものへ”返してくれる・・・・・だからこの人に”仇名す敵は”私が全部始末する・・・・・・・
「”それでいいんだ・・・”カセン・・・分かるだろう?私は”ノーマルなんだ?”」
私の事は君が守ってくれるよな?
求める彼女の”衣服”を脱がして”欲しがる”彼女へと唇を寄せていく。
・・・っ・・・あ・・・・っ///!!
その一つ一つにビクビクと嬉しそうに反応する”この女”
”化け物が・・・・・・・”アランはそう思いながら”時分に忠実な愛しいそれに体を重ねて抱いてやった。


「”同じ事・・・・・言われたわね・・・・・・・”」
”彼と・・・・・”真木にも”紅牙”と同じ事を言われた。
どうやら”二人とも”本気のようね
「出ておいで?”カガリちゃん・・・カズラちゃんって言うんでしょ?貴方達?”」
テレポーターの空間認識で近くを付けてくる二人を呼んだ。
「”子供なんだから子供らしく付いてきなさい?”」
”下手な尾行するよりも”そっちの方が・・・”事前に入手していた情報を元に彼ら二人を呼び出した。”つもりだった・・・”
だが影から現れたのは銃を持った”スーツの男達”
・・・・・・!????
「カズラ・・・・!????」
カガリとカズラがそれに向かおうとした瞬間
ガァン・・・!!!!!!!!!!!

それより先に”銃が撃たれた”が・・・・・
「”駄目じゃないか・・・・・君たち・・・・・・”」
護衛はしっかりしないといけないよ?
銃がすり抜けバラバラと倒れるスーツの男達。
”紅牙の瞳を通して彼女にも催眠をかけておいてよかったよ”
”彼”もまた”使い道”があるエスパーだからね。
”サニー”の体を媒介にして一瞬だが”潜入”していたギリアムの催眠が彼の姿を写し出す
「誰・・・・あんた・・・!???」
それに向かってカズラが攻撃しようとしたが向かう瞬間ビクリと延ばしたその手を止めた。
途中触れた空気を媒介してサイコメトリーが”拒絶反応を起こした”
「”安心してくれたまえ。彼女に潜入させていた僕の能力の一部はかなり微々たる一部分だ”この姿は後数分と持たないだろう」
それより”彼女の言うとおり子供の姿で傍に居た方が”奴らにも見つかりにくい
「”護衛というのはそうやってしっかりとやるものだよ?」
誰なんだ・・・・・・あんた・・・・
そういうカガリに
「さぁ・・・・・?”今は君たちの味方かな?”」
ギリアムはクスクスとそう笑うと”最後に残った念波を全て開放して”サニーの”姿”へと元に戻った
「・・・・っ・・・・あたし・・・!??」
「大丈夫!?お姉さん・・・!???」
カズラが駆け寄って中身を探ってみようとするがその形跡は見つからなかった
「”少佐の・・・・・仲間なのか?”」
「”分からない・・・・けど・・・・”」
”少佐”並の”能力者・・・”だったと思う・・・・・・・・
サニーを経由して最後の催眠がふれていたカガリとカズラにも伝わる
僕に触れた君たちの記憶は消させてもらうよ
「・・・あれ・・・・俺達・・・・・?」
「あ・・・・貴方がカガリちゃんとカズラちゃんね・・・それじゃぁ私の護衛をよろしく」
「ハイ。お姉さん♪」
”その”正体は最初から聞かされていたがカズラは愛想よくあえて”お姉さん♪”という呼び方で笑みを向けた。
「・・・・・・。」
ソレに対して。カガリは少し不満そうに嫉妬の表情を顔に浮かべる
「・・・フフフ。可愛いわね・・・・・・貴方達・・・・・」
その表情に満足しながら”サニー”は嬉しげに二人の手を取って街中へと向かっていった。

■NEXT■

■”皆本の前”にドール出したかったんです苦笑汗汗苦笑汗汗苦笑汗
しかも”ベッド”ネタ再びしかも”男版”だった・・・・・・・”見てしまった・・・・”さすがに米国人は違う・・・!???????
そんなギャグの中”徐々に”首輪が閉められていくヒロインと”それ”に気付いた紅牙。そして”いがいにいい人”ギリアム。
”最後”に”彼女”が選ぶ道はどこに行き着くのか・・・・・・・・アンリミ11話以降を見ないと危ない苦笑汗^^汗苦笑汗苦笑汗汗苦笑汗汗汗^^;

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あきゅろす。
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