06 「お豆腐おいしかったです!」 「そっか。よかったね。」 「はい!」 ご飯食べてそう言えば私ほぼ押し掛け状態で来たこど寝所どーしようか、って考えてたら伊作お兄ちゃんが「今日は一緒に寝よっか。」と誘ってくれた。 「蒼月ちゃんはお風呂は大丈夫なんだよね?」 「大丈夫!!」 そのへんはショートしないようになってます! 「じゃあお風呂は山本シナ先生と入ってね。」 「シナ先生?」 シナ先生って確か…、女子寮の…。 そう思っていらばシュバッ!と後ろにシナ先生が立っていた。 「学園長先生から話しは聞いているわ。私が山本シナよ。よろしくね、蒼月ちゃん。」 「シナ先生、よろしくお願いします!」 さ、行きましょ、とシナ先生に手を引かれお風呂に向かう。 ふぉぉー。やっぱりシナ先生きれいだなー。 ーーーーーー 「蒼月ちゃんはお風呂大丈夫なの?」 「はい!ちゃんと防水です。」 「不思議ねー。ロボットなのか疑っちゃうわ。」 「体の中にプログラムがコンピューターされてるんです。」 「え?ぷろぐらむ?こんぴゅーたー?」 「え?」 プログラムとコンピューター知らないのかな? え、でもロボットは…、知ってるんだ、よね? あれ?でもそもそもここは室町なわけで、英語とかまだ主流ではなくって…、ん? 「まだ英語は主流じゃないんですよね?」 「英語?南蛮語の事かしら。まだ世に出回ってはないわね。」 「え、でもロボット…。」 「まぁ、意味はいまいち理解してないわ。まぁ、勘ね。」 「かん…。」 「笹山兵太夫君の造る絡繰みたいな、って思って。違うかしら?」 「まぁ、そんな感じ?」 なのかな? ブリキに似た感じになるのかな?この時代の人達にとっては。 でも私は木製ではない! 「さ、そろそろ上がりましょう。逆上せたら大変だわ。」 「あーい。」 [*前へ][次へ#] |