04 「あらやだ!夕飯の準備がまだだったわ!」 伊作お兄ちゃん(自己紹介済み)と薬草つんで上機嫌(特に伊作お兄ちゃんが)でじぃじ達のとこに戻ればおばちゃんが切羽詰まった感じだった。 「私てつだう!」 「じゃあ僕も手伝おうかな。」 伊作お兄ちゃん…、優しい! さすが、六年生だね! 「伊作お兄ちゃん、がんばろうね!」 「蒼月ちゃんは本当、頑張り屋さんだね。」 「だって私、子育てロボットだもん!」 「あれ?ネコ型はどこいったの?」 「見た目がネコ型なだけで、本職は子育てなの!」 「ネコ型は副業かぁ…。」 ごめん。ちょっと違うかも。 あれだよ。見た目は子供、頭脳は大人って言うのと一緒だよ。たぶん。 「今日の当番は確か、乱太郎、きり丸、しんべヱだからあとで紹介するね。」 「わーい。伊作お兄ちゃんありがとー。」 [*前へ][次へ#] |