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03



「やっぱり私が未来のネコ型ロボットって信じてもらうには行動を取った方が早いと思って、」
「思って?」
「じぃじ、行きたい場所どこですか?」
「じぃじってワシの事か!?いい響きじゃのぅ。」
「お兄ちゃん、行きたい場所どこですか?」
「うーん。僕ちょっと薬草取りに行きたいなぁ、なんて。」




薬草取りにって事は森だね!



「私にまかせて!」



腰に付けているカバンをガサゴソ漁る。
実はこのカバン、四次元ポケットを縫い付けているのだ。ちなみにスペアポケットはタンクトップの内側に付いてます。




「はい、どこでもドア!」
「わぁ!大っきな扉!どこから出したの!?」
「種明かしはまたあとで。薬草取りに行こ!」




ガチャ、とドアを開けばそこは………、盗賊達の隠れ家だった。




「ごめんなさい、間違えました。」



そして静かにドアを閉めた。
うぅ、後ろの三人の視線が痛い。
でも蒼月まけない!次こそは薬草が沢山ある森だよ!
そう思い恐る恐るドアを開く。
そこには薬草だけでなくキレイな花や穏やかな川が流れていた。





「すごい…。すごい!ありがとう!蒼月ちゃん!」
「お兄ちゃん!早く薬草つもう!」
「うん!行こう!」




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あきゅろす。
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