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二度目の人生



私は二度、人生を経験した。

一度目の人生は平成。19歳という微妙な若さで人生は終わった。
なぜだ?と考える暇もなく二度目の人生がスタートしたのだ。まぁ、変な死に方じゃなきゃどうでもいい。間違っても人に恨まれる事は………、してない。多分。
一度目の人生はこれでいいんだ、過ぎた事だし。

問題は二度目の人生!!
おぎゃぁぁぁ!と生まれて最初の感想は『生まれ変わったぁぁぁ!』だ。記憶そのままとか、閻魔様もなかなか粋な事してくれるじゃねーかと思ったさ。んでそれなりに希望もあった。裕福な家庭で父と母とウフフ〜って。
でも私が生まれた場所は………、





「室町時代とか…。」


シクシクと顔を覆って泣く。まぁ嘘泣きですがね?
それを見て竜王丸とか言う男が「どうした?」と言ってくる。
この竜王丸と言う男、事ある毎に私にプロポしてくるから困ったものだ。
楓ちゃんと如月ちゃんにあいたい。

え?竜王丸ってあの有名な忍者のって?なんで知ってんの?まぁ、私も出会ったのはもうだいぶ昔だけどね。
そんな私も忍者みたいなものだ。
20代後半に差し掛かった頃、竜ちゃん(竜王丸ね)が「お前年取ってんの?幼子のままじゃんプギャー。」と言って来た。それに軽くショックを受けたがまぁ立ち直るのも早かった。
年どころか体力も衰えていない。転生効果か?まぁなら話しは早いわけで、バリバリ体力作りを頑張った。ガムシャラに。
そのおかげでそのへんのチンピラだけじゃなく、山賊盗賊へたすれば忍者だって軽くひねれるくらいにはなった。

まぁそんなこんなであれから数十年。
可愛い相棒も出来、寺子屋みたいなところでのんびり楽しく暮らしてる。



「あ、学園長先生!おはようございます!」
「おはよう、1年は組。」




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長い!わりにグダグダだ。

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