「どうかこの人に罰を与えてください。」
「あんた何様のつもりよ!!」
ふんぬ
「みんなにチヤホヤされるのは姫華だけで充分なのよ!」
しっと
「男はみぃんな姫華のものなの!」
しきよく
「姫華は名高い屋敷のお嬢様なの!だから姫華が命令すれば誰もが動くわ!」
こうまん
「姫華の手をよごさずけがさず。だって姫華には関係ないもの。」
たいだ
「本当はあんたの骨の髄までしゃぶるつもりだったんだけどもうそろそろ新しいのに手を出そうかしら。次は…、そうね。笹川京子と黒川花でいこうかしら。」
ぼうしょく
「全て姫華のものになるためにはあんたが邪魔なの。だから…、
死んで。」
そして、ごうよく
ああ。姉さん?夜宵お姉ちゃん。この人は罪を犯しました。なので罰して下さい。
僕はもう、
―――ムリっぽいです……。
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