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エスケープ.5
「秋人の変態…」
苦し紛れに可愛い文句を言ったイオンを、
「男のロマンだろ」
秋人は軽くいなして気にするそぶりはない。
「繋がってるトコ、まる見えだせ」
嬉しげにわざわざ口にするのが意地悪だと思う。
「煩い」
黙らせるように秋人の頭を抱き寄せたイオンが、口づけをねだる。
「このまま、シて」
中出しするまでこのまま動けとねだって見せたイオンに、秋人の下腹に血が集まる。
「おまえ、腰にクることたまに平気で言うよな」
ククッと喉を鳴らした秋人が、愛しい男のお望みに応えて腰を動かし始める。
「やっぱり、態勢きついね。でも」
すき、と。
イオンの唇が動いた。

これだから堪らなく、この魔性の男にハマってしまうのを止められない秋人なのだ。


 



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あきゅろす。
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