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エスケープ.2
「奥に出していいから、一時間で終わらせて」
甘い制止で秋人の理性に訴えたイオンは、さすがにこの男をよく知っている。
「言ったな」
にやりと笑った秋人が、イオンを甘い律動で突き上げる。
熱に潤んだ目を隠すことはなく、イオンは秋人に情欲に濡れた表情を素直に見せた。
そうすればこの男が満足することを、イオンはよく知っている。
「三回だ」
抜かずの三発を宣言した秋人に、イオンは微笑して唇を合わせた。
「早く頂戴」
イオンが時間にこだわるのには理由がある。
秋人は、裏の顔でモデルをしている。
控え室でよくセックスを求められるイオンだからこそ、セックスの時間管理にこだわるのだ。

秋人は、その気になれば女よりどりみどりだ。
だが、秋人がそれをしないのは、ひとえにイオンの存在があった。
秋人のイオンに対する性欲と独占欲は、類を見ない強さだった。

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