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トップシークレット
トップシークレット.2
 


信じられないことに、CMがオンエアされてから、あの美人モデルは誰だとの問い合わせが殺到しているのである。
秋人の付き人に戻って平穏無事な生活を送っていたイオンには、耳の痛い話だった。
それを秋人に言うと。
「俺が他のオンナとやるより良かっただろ?」
他の、オンナと、やる。
音だけで堪らない嫉妬に駆られたイオンは、適わないと秋人の胸にもたれかかった。

今日は、生徒会室で放課後の仕事を片付けていたところである。
「あ、フラッシュの光」
ナニをしている最中でなければカーテンは閉めないため、イオンが秋人の胸に甘えたところが写真部のシャッターチャンスになったようであった。

「吉原副会長、ますます綺麗になったよな…?」
「そうだな、写真部として喜ばしいことこの上ない」
渡り廊下の向こう側の写真部の会話は、生徒会室には届かない。
「あ、どっかでイメージがダブってたんだ! あのCMの天使みたいにさ───」
「そうそう。綺麗になったよなぁ、吉原副会長」


トップシークレットは、今はまだ秘密のまま…………。






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あきゅろす。
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