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トップシークレット
オーディション.2
斯くして、カメラテストが始まった。
すべてはアドリブで、約500名から選ばれた5名だけが秋人とのカメラテストに進むことが出来る。
「…凄い色香だ」
どこからか漏れたつぶやきも、イオンの耳には聞こえていなかった。
裾の長いドレスに身を包み、裾を翻して風と戯れる『イオ』の姿は、優雅で気品があった。
「抱いてみたい女…ってこういうこと言うのかな」
思わず漏れたカメラマンのつぶやきに、プロデューサーが頷く。
「抱いてみたい、そうだ。モデルに俺達が求めているイメージは、まさにそれなんだ」

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