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トップシークレット
寮.1
学生寮の門限までに帰り着いたふたりは、大浴場へと向かった。
「吉原副会長だ」
珍しく大浴場に姿を現したイオンに、早速生徒達から歓声が上がる。
きわどい意味の歓声であるが。
「……」
さり気なく、昼に秋人にしつこく吸われた胸を隠したイオンに、やけに色気が纏う。
「どうした、イオン? 誘ってるのか」
秋人までもにやにやと訊ねてくるが、
「…熟れてたら困る」
昼間に吸いすぎだ、と小さく抗議の声を上げたイオンに、思わず破顔して秋人は頭を撫でてやった。
「隠してな。たぶん、分かるから」
秋人とて、イオンの乳首を男共に晒したくはない。

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あきゅろす。
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