日常の中の非日常(小説)
合格!
「やったーー！！！」
俺は声を上げた。そう、今日は国公立大学の合格発表日である。インターネットで合否が確認できるなんて味気ね〜な...と内心思っていたが、合格が決定した瞬間は、声を出して喜んだ。
俺こと高畑和己(たかはたかずき)は、第一志望の大学に見事合格したのである。
「いや〜、長い道のりだった...浪人した時は本当どうなるかと思ったけど、二郎丸にならずにすんだ(泣)。早く高校の先生たちと兄ちゃんたちと弟に知らせて〜な〜♪電話しよう」
そんなこんなで、和己の長かった受験勉強は終了したのだった。
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