食堂
山の奥深くに存在するアヴェルノ刑務所
その刑務所で今最もメンチ切られてるのはどこのどいつだい
『俺様だよ』
「…どうしたの大丈夫?(頭)」
おいやめろその冷ややかな視線。
あと()いらねぇ。
…という冗談満載な茶碗は置いといて。
…アレ違うぞ。
茶碗関係ないぞ俺。
猛烈に今茶碗関係ないぞ俺。
冗談満載な茶碗ってどんな茶碗だ。誰か説明してくれ。
そこは【冗談満載な茶番は置いといて】だぜ俺。
………なんか一人ノリツッコミした気がしたが気のせいって事にしよう。
現実は見ないぞ。厳しいからな。
なんだかたったの第2話でキャラ崩れとか早すぎするぞ管理人。
やべぇなんか物語変わってきてら。
げふんごふん、とりあえず現在進行形で俺…シリウス=ブラッド(仮)は、隣を優雅に歩いている王子…ジャック=ナイトレイ(仮)と共に刑務所内にある食堂へと向かっている。
(仮)ってなんだとか言わないでくれ。
きっと…いや120%の確率で説明という名の言い訳を話さなきゃいけなくなるからな。
これ以上キャラを潰さないように先に進むぞ。うん既に潰れてる気がするが俺不思議ちゃんだから。決して電波キャラとかいう頭がおかしいキャラじゃないからな。
やべぇまた物語変わってきてら。
げふんごふん話を戻すぞ。無理矢理。
…ここは刑務所だ。
当たり前の様に囚人がわんさかいる。
食堂という皆が集まる場所に向かうのだから、そりゃ他の囚人にも会う。
うん別にそれはいいんだけどさ…
い い ん だ け ど さ
『なぁ、何この視線』
「ふふっ、本当に鬱陶しいよね。ウジ虫のくせに。」
誰もそこまで言ってない。
つか怖いッスジャックさん。
…冒頭通り何故か会う奴会う奴メンチを切ってくるんだ。
とりあえず目つきの悪い奴らが山といるこの場所で何度もそんな奴らにメンチ切られたら流石に怖い。
ジャックに聞いた話によると、刑務所内で刑務官はただの監視役。
脱獄などしないか見張る事が主な仕事なので、喧嘩や強姦が起きてもそれほど大きなものでなかったら刑務官達は気付かない。
つまり、
【喧嘩なんて日常茶飯事】
【自分の身は自分で守れ】
というなんとも物騒な場所なのだ。
あれだ【弱肉強食】ってやつ。
刑務所内も外の世界と何ら違いはない。
むしろ外より酷い。
外の犯罪事は警察が目を光らせてけど、刑務所内はそんな網を潜るのには慣れた奴らの集まりだ。
しかも、その犯罪現場を刑務官が目撃しても見て見ぬフリが今の現状というのだから世の中腐ってる。
…まぁ、こんな強面な奴らに睨まれたら怖いだろうけれども。
俺なら多分無理だろうけど。だって僕イイコじゃナイからさ。
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