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「うっわ間近で見たら噂以上のベッピンさんやなぁ。…あ、ウチの事は気軽にロビン言うてな?」
『え、あぁ…。』
「かわええなぁ」とワシワシ頭を撫でてくるロビン。
とりあえず、髪がボサボサになるのだが言っても効果が無さそうなので言うのをやめた。
ボーっとしていた俺は、ロビンが顔を近付けていた事に気付いていなくて、ハッとした時には目の前のロビンの顔は目と鼻の先ほど。
『ぇ、あの…』
「ジャックが執着すんのもわかるわ。素で誘ってるとかヤバいやろ…」
「それ以上近付くと殴り殺すよロビン」
あまりの低い声に不覚にも肩を跳ねさせてしまった俺は、声のする方……つまりジャックへと視線を移すと思わず固まってしまった。
うん誰この子。可愛くないよ只怖いだけじゃんダークオーラ放っちゃってんじゃん絶対コイツ年下じゃねーじゃん年誤魔化してるって絶対。
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