銀翼の廻律者−トゥルセティア− 長編ファンタジー小説 (傾向:特殊主人公/シリアス/微ダーク/微学園寄り) ◇ ◇ ◇ 昔々…――、この世界の最北端に位置する大地に一人の“ヒト”が舞い降りました。 しかしその人は、人ならざる神が与えしチカラと人の寿命を遙かに超える膨大な時の流れを持ち、結果脅威の対象として人々から迫害され続けていました。 化け物と恐れられ、咎人と罵られながら生きていくのはあまりにも酷なことで。 ヒトは世界の行く末を見守りながら悲しみに嘆き、そして憂いを感じていました。 しかしそれもある満月が綺麗な夜、突如としてヒトを恐れる人間達の手によって“終焉”を迎えることになりました。 ‡各章の一覧‡ 【登場人物】(※随時更新) 【用語集】 プロローグ 第1夜:血の惨劇 第2夜:宵闇に魅入られし者 第3夜:拒絶と困惑 その人はただ普通の“ヒト”として生きたかった。 普通の“ヒト”として愛を感じたかった、ただそれだけが願いでした。 しかしそれは叶うことなく、終わり行く世界の中でヒトは愛する人を思い、そして愛する人の腕の中で醒めることのない眠りにつきました。 ――…一方で、ヒトを愛した青年は、自身の腕の中で眠るヒトを抱き締めながら涙を流しました。 そして青年は誓ったのです。 世界を憎み、怨むことを ※この小説はモバゲータウンでも掲載しております。 |