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delusive
Target 1

「右京、Mrs.右京。変わって。何かを殺したいの。殺したくて仕方がないの。」

私は言った。もう一ヶ月も何もしてない。
ココは暇だ。何も無い。ただの空間。

「どうして…」

声が聞こえた。右京だ。右京の声がした。
私は返事をする。

「殺したいの。一ヶ月も何もしてないのよ。変わってよ。」

「…誰を殺すの?」

「I'm not sure.(さあ、わかんない)」

「罪の無い人を殺しちゃダメよ。」

私は鼻で笑ってやった。
私が目を閉じて開けばもう外の空間。
私は右京の部屋に行き、苦しい着物を脱いだ。
そして私は服を着替えた。黒い水着、ショートパンツ、網目状のオーバーニーハイソックス、上着、ベルト。とりあえずはこれだけ着た。
右京は着物を毎日着ている。
ご飯とか食べたら吐かないのかしら。こんなに締められているのに。
光明だって、ここら辺に住んでる奴ら皆は着物だ。
私は着物の直し方がわからないので光明の部屋に行った。




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あきゅろす。
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