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delusive
A man 4

小一時間くらい話していた。やがて男は私にもたれかかって来てウザイくらい耳元で話しかけてくる。

「今日はどうするの?これから暇?」

「暇だけど?」

「これから俺と遊ばない?」

「…。」

「気持ち良い事しようよ。ねぇ。」

正直、この誘い方ウザイ。
やがて男の手は私の乳房を覆った。私は仕方なく男に言った。

「いいわよ。」

私と男は席を立ち、男は金を置いて私達は店を出た。
人通りの少ない裏路地に連れられ、男は私の体を舐めはじめる。首、胸、足までも。バカみたいに貪る。

辺りには何も無い。ただ、微かに女のあえぎ声が聞こえる。

…期待外れだ。ホテルか家に連れて行ってくれると思っていたのに。
気に入らない。殺すか?

そんな事を思っていると何かを殴る鈍い音が聞こえた。



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